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今年の春、劇場映画『クレーマーCase1』『クレーマーCase2』と、同時に2作品を放った映画監督・金子大志氏。この業界に入るキッカケとなった脚本家の三村渉氏からよく言われたのが「これからは仕事は、貰ってからやるのではなくて自分からやらなくてはダメだ」という事。「ビデオカメラ片手に撮れる時代になったからこそ、自分たちでドンドン撮ってしまおう」と、三村氏が製作費を出してくれ、若い何人かのクリエーターたちが集まってオムニバスの短編を作ったのが始まり。当初は脚本家として参加していたが、かねてより監督志望だった金子氏は「監督を自分にやらせて欲しい!」と頼んだところ、スタッフを自分で集めるなら…という条件で認めてくれた。「スタッフも全部自分で集め、ロケ地探しも不足分の予算も自腹切って撮影しました」その甲斐あって第一回目の監督作品『ZONE』の中一編『空蝉』は、いきなり札幌映画祭の招待作品となった。 1971年 栃木県生まれ。 漫画原作、自主映画の製作に多数携わる。テレビの製作プロダクションを経て、平成ゴジラシリーズの脚本家として知られる三村渉氏に師事して映画界に入る。2005年、監督、脚本を担当した『解けない結び目』が東京国際ファンタスティック映画祭デジタルショートアワード「600秒」の笑い部門グランプリを受賞。計算し尽くされたストーリー構成と安定した演出で、いとうせいこう氏から絶賛される。2006年には、雁須磨子原作『ファミリーレストラン』(オリジナルDVD作品)にて監督・脚本を担当。2008年、サイコホラー『クレーマーCase1』『クレーマーCase2』を発表。現在、次回作である女子高生を主人公としたアクション映画の構想に入っている。 |
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